「ガン細胞」の感想文

【ぐりぐり】

これだけでショートショートのような仕上がりになっているね。（ﾟ〇ﾟ；）
タイトルがオチになっているわけだね。
○○の部分を埋めるだけでも大変なのに、
物語にまで仕上げてあることにただただ感心するばかり。
この「女」は手術や薬によって「あなた」から切り離されてしまうのかな。
それとも「あなた」を葬ることに成功して、来世で結ばれるのかな。
来世で結ばれたいがために相手を葬るというのはホラーな発想だね。(|||＇ｪ＇)

【芽が出た】

　私は「輪廻転生」という思想が結構好きです。本作の発想も某アニメのＣＤオリジナル曲にあった「生まれ変わって終わらなかった恋の続きをする」という世界観から着想しました。
　ところが当初の設定では「多重人格の乖離人格（かいりじんかく）」に生まれ変わった女性の悲哀だったのですが、友人に読ませたところ「病原菌とか何かの方が良くない？」とのアドバイスを受けました。
　おお、それはいいな。と思ったものの、それでは「外部から入った別のもの」であって、私が目指す「一心同体だけど異なるもの」というにはならない。
　そこでさらに考えて「ガン細胞（＝自己の遺伝子の反乱）」という発想へと展開してゆきました。
　フォーマット（課題文）の制約があるからというのもありますが、やはり文中でモロに「ガン細胞」と記述するのは無粋に思えたので、タイトルにだけ用いました。これによって、読み終えて初めてタイトルがオチだと気づくという理想的な形になりました。
　私はどうもストーリー性のある詩が好きなようです。本作は奇抜な発想ながら、背景にドラマを感じられて……自画自賛ではありますが、思い入れが深いです。
　サギみたいな運命、早とちりな神様、そうしたドラえもんの「もしもボックス」みたいな、本来なら揚げ足取りなチープなギャグネタのはずのものが、ここではシリアスに働いているようで、作者自身としてはこの完成度にかなり満足しています。
　もっとも、最大の功労者はその友人なのですが……。

【ぐりぐり】

「乖離人格」より「病原菌」のほうが面白いと思う～♪
そのお友達って天才！(≧▽≦）頭いい～！(≧▽≦）センスあるぅ！(≧▽≦）
きっとぐりちゃんみたいに若くて美しくて優しい人なんだろうなぁ。( ＇∇＇)　ウフフフフ。
でもな。よくよく考えると「ガン細胞として生まれ変わる」って変じゃないか？（＃￣～￣＃）
「ガン細胞」って、普通の細胞が変化したものだよねぇ？
変化した時点で他の魂が宿るというのは、どうも違和感があるような……。
まぁ「ファンタジー」っちゅうことで、深く考えんとこ。(〃⌒∇⌒)ゞ

【芽が出た】

＞ぐりぐり
　そんなに「友達」を褒めちぎると内通がバレますぜ旦那！＾＾
　おっしゃる通り、ガン細胞っていうのは自己の細胞の反乱なので、確かに「彼」自身の肉体の一部であることに変わりはない。だから当然ガン化したからと言って別個の魂が宿るはずがない。
　でもね、私はハードSFを書いているわけではないので、現実に起こり得ないことでなくても、そこにドラマが発生するのであれば、さして拘らずに作品化するのです。これこそフィクションと、そしてロマンスの醍醐味！＾＾
　第一「輪廻転生」自体、スゲー非科学的なわけでして。
　面白ければ理屈はいらないのね。他者の功績が大部分を占めてはいるけれど、私としては、コイツは非常に美味しいアイデアだと思っております。あまり他で見聞きしたことない発想だものね。＾＾

【ぐりぐり】

内通？　バレへんバレへん。((￣ｪ￣三￣ｪ￣))　どうせ誰も読んでへん。ヾ(≧ω≦)〃
メガちゃん愛してるぅ！　とか言っても、誰も気づかへん。o(＿　＿)ノ彡_☆　バンバン！
知らんけどな。（　￣ｪ￣）
やっぱメルヒェ～～～ンは深く考えたらアカ～ンちゅうことやな？（￢ェ￢）