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「掟破りの旧仮名遣ひ」 芽が出た 【投稿日：2005 7/17(日)
07:08】
さいとうたかを歩いていると
どこからかふのとりが
やつてきてくわ初孫ぐわてきました
だひリヒグワアは野茂だもの
ついくわ試合よりも帰り仕度したくなります
なんてふめ？ おぬしいへすまひは？
そのくに誘われて
もも
全部もぎ放して
しまひましょう
そして土鍋はに立ち
たかをと野茂とわたくしとで桃ざうすひを食さう
そんな奇妙奇天烈なお話
旧仮名遣ひでは読み難ひであらふから以下に現代語訳を挙げる
さいとうたかを歩いていると
どこからコウノトリが
やって来てか初孫が出来ました
大リーガーは野茂だもの
追加試合よりも帰り仕度したくなります
何町目？ お主 家・住まいは？
その国誘われて
桃
全部もぎ放して
しまいましょう
そして土鍋は煮立ち
たかをと野茂と私とで桃雑炊を食そう
そんな奇妙奇天烈なお話
以上 掟破りの旧仮名遣いでした（爆）
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ぐりぐりのコメント |
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名前：ぐりぐり 日付：7月25日(月) |
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（ぐりぐりのコメント）
最初の「さいとうたかを歩いていると」で、ぐりちゃん大爆笑！ (＿△＿)ノ彡☆ ぎゃはははっ！
「この１行さえあれば、他はどうでもいい」と思った。ヾ(≧ω≦)〃
でも期待しながら２行目以降を読んでいくと……
何が書いてあるのか、訳が分からん！！ 〈〈〈《(
ﾒ￣皿￣)=Ｏ);ﾟ〇ﾟ)ﾉ
バキッ。
ふむふむ。「現代語訳」があるとな？ ……と思い、２連目を読むと……。
おお〜〜っ！！ Σ(ﾟﾛﾟﾉ)ﾉ
１連目と照らし合わせながら読むと、よく考えて作ってあることが分かるぅ！(≧◇≦)
メガちゃん、ホンマ、さすがやなぁ〜〜〜。(￣へ￣|||)
私にはとてもマネできなひっ！
でもな？ (；一_一)
これ、ストーリーが支離滅裂やんかぁ！ ヽ(｀⌒´ﾒ)ノ
内容の意味が分からん！ ヽ(｀⌒´ﾒ)ノ
前回のＢＥＡＮの「マグロ狂の唄」以上に意味不明！ ヽ(｀⌒´ﾒ)ノ
なんで「野茂」が出てくんねん。ヽ(｀⌒´ﾒ)ノ
「のもだもの」っていう回文を作りたかっただけとちゃうん？(；一_一)
「○○も○○も」が「桃」って！ ヽ(｀⌒´ﾒ)ノ
そんなムチャクチャやるから、
「桃雑炊」みたいな訳の分からんものを出さなアカンようになるんやろ。ヽ(｀⌒´ﾒ)ノ
ホンマに「掟破り」やな！ ヽ(｀⌒´ﾒ)ノ
それに旧仮名遣いなら「歩いてゐると」とか「しまひませう」になるんじゃないの？(；一_一)
「煮立ち」の部分はＢＥＡＮとカブったね。(^m^）イヒッ。
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Re:
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名前：ＢＥＡＮ 日付：7月26日(火) |
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おいらも第１回目の○○を○○しちゃうの、で、真鍋かをりは考えてたな…。
何丁目？はなんちやうめ？ではなかろうか？？？
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Re:
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名前：ななす 日付：7月27日(水) |
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・・・考えるのも理解しようとする事も
途中であきらめてしまったなり
ううめんどい作品と思ったなり・・・
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ＢＥＡＮ♪ ななす♪ ありがとう♪ |
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名前：ぐりぐり 日付：7月27日(水) |
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ＢＥＡＮ♪
やっぱり発想が同じなんだぁ。すんげ〜っ。(ﾟдﾟ;)
ななす♪
あきらめちゃダメ。(>_<;=;>_<) 作品展示室のほうを見たら、分かりやすいよ。d(>_<
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Re:
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名前：スイトラ 日付：8月14日(日) |
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トラやん♪ ありがとう♪ |
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名前：ぐりぐり 日付：8月15日(月) |
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うんうん。長いね。(-^〇^-)あははっ♪
でも前回に「魔が差した姫君」を読まされてるから、私は長いと感じなかったよぉ♪ ヾ(≧ω≦)〃
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Re:
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名前：芽が出た 日付：8月19日(金) |
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＞ぐりぐり
そうなのだ。さすがなのだ。
でもフォーマットには逆らえなかったのだ。
「歩いてゐると」と「しまひませう」は気が付いていたけど、フォーマットはイジれない決まりだから仕方なかったのだ。
意味分からなくてもいいのだ。支離滅裂がウリなのだ。
何が何でも、理屈はいいのだ。面白ければそれでいいのだ。
でも「のもだもの」が回文になっていることには言われるまで気が付かなかったのだ。教えてくれてありがとうなのだ。
＞ＢＥＡＮ
フォーマット悪用に人名を用いるという発想をＢＥＡＮも浮かんでいたとは、やはり「豆男」恐るべし！（爆）
というか、フォーマット悪用のネタに詰まっていったら、遅かれ早かれいずれそこに辿り着くのかもしれないね。悪用って言ったって、可能なことは限られているもんね。
あ、ところで『何丁目』の旧仮名遣い表記が『なんてふめ』ではなく「なんちやうめ」ではないかとのご指摘ですが、言われてみるとそんな気もする。
メガはあまり旧仮名遣いに詳しくはないのね。ノリだけで作ってしまったのね。
いいのね。面白ければね。
「蝶々（ちょうちょう）」の旧仮名遣い表記が「てふてふ」であるという知識があったので、じゃあ「町（ちょう）」の旧仮名遣い表記も「てふ」だろう、と安易に考えただけのことなのね。
教えてくれて、ありがたうね。＾＾
＞ななす
メガの作風は「くどい」「アカデミック」「ひねりすぎ」「手が込んでいる」「本人だけにしか筋が通って見えない独自の不可解さ」といった傾向が多々あるので、面倒臭がりな人には向かないなり。＾＾
ななすも、もっと研究熱心になれば、この作品のバカバカしい大仕掛けを堪能して大いに馬鹿笑いすることが出来るなり。
でも結局のところ、メガは、かなりバカなり（爆） 「二進数」は、バイナリー（爆） 「藤原の始祖」は、かまたりー（爆） 既に原型を留めていないギャグになってしまったなり＾＾
＞トラちゃん
感想みじかっ！！【ガックリ】（爆）
（あ、ウソウソ、これ単なるダジャレなの。感想くれてありがとー。トラちゃん怒っちゃイヤン♪）
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メガちゃん♪ ありがとう♪ |
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名前：ぐりぐり 日付：8月19日(金) |
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なんで私あてのコメントの言い回しはバカボンのパパになってるのだ？(
��ｪ��)
「のもだもの」の回文に気づいてなかったのなら、
一体何のために「野茂」を出したんだろう。（＃￣〜￣＃）
「ついくわ試合」にひっかけたかったんだろうけど、
もしかしてメガちゃんってプロ野球選手を野茂しか知らないんじゃないの？|_・)
ぷっ。
トラやんの「詩長ーーーーーーーーー！！！【ビックリ】
」ってコメントに対して、
「感想みじかっ！！【ガックリ】（爆）」って。o(＿ ＿)ノ彡_☆ バンバン！
でもさ。結局この詩を面白がってるのって私だけだね。
メガちゃんにモアイ……もらい泣き。(━┳━∇━┳━)ダー。
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Re:
特別企画「穴埋め作詩塾」第２弾 応募作品 |
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名前：芽が出た 日付：8月19日(金) |
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自作解説09 掟破りの旧仮名遣ひ
本作は、当初別個にあったさまざまな思惑が、作者自身の暴走によってひとつに収束する形で成り立ってゆきました。
具体的に挙げます。
その１＝旧仮名遣いを利用したネタ。
その２＝ＢＥＡＮに対するオマージュ。
その３＝打倒スイトラ！
その４＝これ以上ないくらいムリヤリなフォーマットの悪用。
これら個別のコンセプトをいつかどこかで（恐らくは各々単体で）作品化しようと漠然と構想していました。
ところが、それら４つの内、その４（まあこれは本作に限らずいつもやってるコンセプトですが）のみを意識して書き始めたところ、１行目『さいとうたかを歩いていると』という非常に面白いけれど、どう考えてもあとが続かないフレーズが浮かびました。
そこでフットワークの軽いメガメガは即時、その２の案も本作中で強行しようと目論みました。
その２について詳述しますと、メガが好敵手として敬愛しているＢＥＡＮに対してのメガなりのエールであり回答とでも言えるものです。
ＢＥＡＮの前回作品を踏襲するような、ひとつひとつのパーツは秀逸なギャグだけれど、統括すると何やら整合性の感じられにくい不可解なものを、開き直ったかのように物語の筋道を立てることを敢えて無視して書ききる、そんな作風を目指したものです。
気持ちを切り替えただけのことで、突然メガの筆は自由を得たように弾けました。
その２を強行すると決まった時点で「おお、んじゃ何でもありってことじゃん？」ということに気がつき、残ったその１、その３もここでやってしまえ、ということになりました。こうなったら、もう誰もメガの暴走を阻むことは出来ません。＾＾
その１の発想は、実は前回から思い描いていたものです。ただ、フォーマットの都合もあり、前回はさほど積極的に旧仮名遣いネタに取り組む気にはなれませんでした。
今回、ここまで夢中になって取り組んだ理由は、先述したような好条件とフォーマットの勝手の良さももちろんあります。でも、直接的に引き金を引いたのは「まひか」と仲良くなったことにあります。
何のこっちゃわけ分からないかもしれませんが、まあ、お聞きください。
まひかは本サイト（ぐりぐりの隠れ家）で１、２を争うほどの有名人ですが、メガはこれまで直接接する機会がありませんでした。それが、先頃ぐりぐりの計らいで会合（って、チャットだけどね＾＾）することが出来、思いの他親しくなることが出来ました。
んで、若干話題が逸れるように思われるかもしれませんが、メガはここ数ヶ月ほどＰＣで読書することにハマっています。いわゆる「電子書籍」というヤツなのですが、その大半は著作権が切れており、無料で合法的に入手可能です。代表的なのは「青空文庫」というサイトです。
著作権は著者の死後51年のちに消滅しますので、メガが夢中で読んでいるそれら電子ブックは当然随分古い作品ばかりとなります。必然的に旧仮名遣いを目にする機会も多くなります。
そんな具合で「旧仮名遣い三昧」な毎日を送っている最中に「まひか」というハンドルネームと真っ向から向き合う形となったものですから「『まひか』というハンネの由来って何？ これってもしかして『旧仮名遣いなのではあるまひか？』」という冗談とも本気とも思える考えが頭の中でグルグルし始めました。
まあ、そんなこんなで（長い説明でしたが……）今回こそは旧仮名遣いネタを物にしたいなと思っていたわけなのです。
その３については、さまざまな語弊があるので多くは述べません。その詳細については読者諸君の想像に任すのがまずは賢明かと存じます（爆）
ただ前回のトラちゃんの作品に、今更ながらのカルチャー・ショック……というか、ほとんど「精神汚染」だけど……を受けたメガメガは、トラちゃんを凌駕するほどの破壊力を孕んだ作品を書きたいと切望したわけなのです。
「どこら辺」とか「何が」とか詳細には答えられないので、どうか訊ねないでほしいのですが、とにかく前回のスイトラ作品に与えられた影響が本作の随所に、顕在あるいは潜在していることは確かです。
賛否両論さまざまでしょうが、トラちゃんという書き手が非常に稀有な存在であることだけはどちら様も異論のないことでしょう。
さてメガの旧仮名遣いの精度ですが、かなり怪しいものです。
フォーマットの都合で変換不可能だった箇所や、面白いから故意に歪めた箇所や、不勉強のためあやふやなまま変換した箇所などもあります。まあ、あくまでも「それっぽい」を目指したネタなので、理屈じゃないの♪ 面白かったら、それでいいの♪
ちなみに、この『さいとうたかを』がすぐに浮かんだのにはそれなりの安易なわけがあります。
10年ほど前のことですが、当時ＰＣをやっている人は周囲にひとりもおらず、ワープロをやっているメガでさえも稀有な存在でした。
そんなある日、コミケで知り合った同人作家Ｋ氏（彼がメガに原稿依頼をしてきたことで交友が始まった）と電話で話していました。
筋肉少女帯が大好きなＫ氏が、メガにそのお薦めの曲の名前「風車男ルリヲ」を説明する際のことです。何しろ電話なものですから、音だけでの説明になります。でも音だけでは「お」と「を」の区別はつきませんので、Ｋ氏はその表記を述べるのに少々てこずっていました。
「えっと、『うぉ』の『お』だよ」
「んぬ？ 何？ その『うお』の『お』って？（メガの頭の中では「魚の尾」という文字に密かに変換されてた＾＾）」
メガならワープロ慣れしているので「ローマ字入力で言えば『ＷＯ（ダブリュー・オー）』とタイピングする方の『を』だよ」と説明するところ（というか、実際何度かそうした説明を行ったことがあります）なのですが、Ｋ氏はそこまで思い浮かばなかった様子。
あれこれ考えた末にＫ氏が最終的に出してきた例は「『さいとうたかを』の『うぉ』！」でした。
ってなわけで、その体験以来、この『を』の文字を見ると、時々生ぬるい条件反射で『さいとうたかを』を……さらに言えば、それと連動して「ゴルゴ13」のあの不満げな顔を……思い出すようになりました（爆）
スポーツに関することをまるで知りもしないメガが「野茂」を出した理由は明確です。「だもの」というフォーマットと踏韻したいがためだけ。ただ、それが「のもだもの」という具合に回文になっていることには、ぐりぐりの感想を読むまでメガ自身は気がついていませんでした。
その直後にある『帰り仕度したくなります』も同様で、単なるフォーマットとの踏韻が目的。もっともこの場合「かえり『じたく』」と「『したく』なります」という具合に濁音アリとナシとに分かれてしまっていますが。
そもそも脈絡に縛られない作品なので、本作では浮かんだネタがそのまま採用可能な点では楽な作業でした。ただ、その場合の難点は、作者自身でさえも状況が把握しづらくて、目の前で展開してゆく作品の筋道に当惑しきりだった点でしょうか＾＾
だって『何町目？ お主 家・住まいは？』なんて具合に人に尋ねるヤツ、絶対いないよねえ？（爆）
フォーマットの悪用の中でも、これは一度はやっておきたいな、と思っていたのが「フォーマットの穴埋め部分（○○の部分）を一切埋めず、地の文のみを残す」というネタです。
この念願は『○○も○○も』を『もも』という、ふざけすぎなほど思い切ったフレーズとして果たされました。ところが、このネタが思いもよらない結果を生むことになりました。
あ、ちなみに本作の場合に限りませんが、初稿段階では１行目から順番に埋めていっており、途中を飛ばして先の行に取り掛かったりはしていません。つまり行き当たりばったりで穴埋めしつつ、ひとつずつ片付けてから次へと進んでいます。
なので、その『もも』の数行後に「○○に立ち」で『土鍋はに立ち』（＝煮立ち）を思いついてしまったのが運の尽き！ 『桃雑炊』という如何にもマズそうな食べ物を食べなければならないハメに陥りました（爆）
とはいえ、こうした思わぬアクシデント（？）は、制約があればこその醍醐味というものです。自動書記やフォーマットという制限付きの創作は、「偶発性」を楽しめるし、「未知なる」言葉や発想や展開に出会える要素があって、自由な条件での創作とはまた違ったメリットがあります。
メガは随分昔から偶発性の魅力に惹かれる傾向があって、友人などにムリヤリせがんで「お題」を出させて創作したことが何度もあります。
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〜自作解説09 掟破りの旧仮名遣ひ〜続き |
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名前：芽が出た 日付：8月19日(金) |
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さて、旧仮名遣いネタをウリにした本作のもうひとつの特色は「２部構成」であることでしょう。
さんざんルール違反スレスレのギミックを繰り返してきたメガですが、この２部構成は正真正銘「掟破り」です。タイトルはそこに由来しています＾＾
当初は、ごく普通に第一連（旧仮名遣い部）のみで筆を置くつもりでしたが、このままでは単なる暗号文に等しい印象で終わってしまいます。
そこで悩んだ挙句、言わば苦し紛れの逃げ口上として、第二連（現代語訳部）を用立てることにしました。
幸いフォーマットを見ると、最終行は自由に埋められる形になっています。ということは、今回数人の方がやっておられたように「最終行を一切書かない（即ち、フォーマット１行分丸々任意で消滅させる）」ということも可能なら、「最終行を（空きスペースも含め）どれだけ長大にしても良し」という解釈も成立します。
こうして、この傍若無人な作品は世に出るための術を辛うじて得たのでありました。
あ、そういえば第一連（および第二連）の最終から２行目の『そんな奇妙奇天烈なお話』ですが、お気づきでしょうか？ これはメガの作品をここのところ高く評価してくれている（らしい？）「ななす」の存在を意識したものです。当初は「奇妙なお話」とだけ述べていました。
え、どこがって？
だって「ななす」の口癖「○○なり」は、漫画「キテレツ大百科」のドジなマスコット・ロボット「コロ助」と同様なものなのですもの♪
ちなみに……これもあちらこちらで書いていますが……「キテレツ大百科」の作者「藤子・Ｆ・不二雄」はメガにとって永遠に「神様」と崇める存在です。（……まったくの余談ですが＾＾）
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Re:
特別企画「穴埋め作詩塾」第２弾 応募作品 |
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名前：ななす 日付：8月21日(日) |
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チンプンカンプンでもよかったのね〜
メガしゃんの作品ってなんか作者のメッセ〜ジとかが
織り込まれてそ〜で深読みしながら読んでしまうなり
奇妙奇天烈＝キテレツ大百科 は容易に結びつけられるけど
ななすが思惑の中に入っていたとは・・・
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メガちゃん♪ ななす♪ ありがとう♪ |
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名前：ぐりぐり 日付：8月30日(火) |
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メガちゃん♪
メガちゃんの思惑その２『ＢＥＡＮに対するオマージュ』、
これはこの作品から顕著に伝わってくるよ。(*^-^)
不可解な不条理マンガのような雰囲気があるものね。
「まひか」というＨＮが「旧仮名遣いネタ」の引き金になったことは、
ちょっと想像がつかなかったな。
私ならどうがんばっても「あるまひか」なんて思い浮かばない。
メガちゃんは日ごろダジャレで鍛えてる(？)からなのかな。(^m^)
『打倒スイトラ！』については、トラやんを凌駕できてるとは思えないなぁ。(⌒◇⌒;)
意図や画策や目的の見えてこないメガちゃん語でも生み出さないことにはなぁ。
「『さいとうたかを』の『うぉ』！」の話には笑っちゃった。
マニアックなネタで理解し合うところが、さすがにメガちゃんとそのお友達だね。(^-^；)
『何町目？ お主 家・住まいは？』の「近所だと決めつけているような訊き方」は面白かったよ。
私の弟が幼児のころに、お店で「何十円？ この本、いくら？」と訊いていたのを思い出した（笑）。
今気づいたけれど『何町目』は「何丁目」の間違いでは？
『そんな奇妙奇天烈なお話』がななすへのサービスだということに関しては、
ＢＥＡＮやまひかちゃんやトラやんを意識してくれたことと同様に、
このＨＰのメンバーに愛情を持ってくれていることが窺えて嬉しかったよ。(＾○＾)
ななす♪
うん。「ちんぷんかんぷん」だと思わせることがメガちゃんの狙いだったんだね。d(^-^) | | | 
