特別企画「穴埋め作詩塾」第2弾 応募作品

名前:ぐりぐり    日付:7月25日(月)

「穴埋め小話(コント)」 芽が出た  【投稿日:2005 7/17(日) 06:58】

ひと気のない森を歩いていると
どこからかいにいってたの? と非難の声が
すると横に恋人のしゃるろってきました
ああ シャルロッテ♪ ボクの熟れたくだもの
ついウットリして したくしたくなります
なんてんの実を思わせる いやらしい胸の先端
その気にさせる膨らみに誘われて
太もも内もも
全部暴き その甘美な声をもって もっとしてして
と言わしめてご覧にいれましょう
そしてボクは見事に立ち
読者諸君の期待を決して裏切らぬよう
しかと お約束いたしましょう
そんな絵に描いたような すなお話
ここから先は諸君の想像に任すのが
まずは賢明かと存じます

 



ぐりぐりのコメント

名前:ぐりぐり    日付:7月25日(月)

(ぐりぐりのコメント)
出た出た! 本領発揮!! フォーマットの悪用穴埋め!!!
何回読んでも笑えてくるわぁ!
やっぱりメガちゃんはこういう作品のほうが生き生きと書いてるように見えるで!
(〃≧▽≦)/☆(/_-。)ペチッ!
「くだもの」と「なんてんの」はBEANのネタとカブっちゃったけど、
その他の部分では誰も思いつかないような発想をしてる! ヾ(≧ω≦)〃
「どこからかいに(どこへからかいに)」って、ちょ〜苦しい。o(_ _)ノ彡_☆ バンバン!
「しゃるろってきました」って、(≧о≦)ド(≧○≦)ア(≧о≦)ホ!
「太もも内もも」って面白いけど、ナニゲに苦しい! ヾ(≡>▽)ノ彡☆ばんばん。
「したくしたく」「してして」だもんな……案の定「見事に立ち」ましたか……。 ( ̄ー ̄;)。。。
「すなお話」……たしかに素直だ……。 ( ̄ー ̄;)。。。
てか、穴埋めは全然「すなお」じゃないっ!( 〃 ̄^ ̄)ノ″バシッ!
でもフォーマットの悪用だけじゃなくて、全体を漂う滑稽さがむっちゃ良い味を出してるね。
さ〜す〜が〜!!!(≧◇≦)



Re: 特別企画「穴埋め作詩塾」第2弾 応募作品

名前:ななす    日付:7月26日(火)

想像にまかせる・・←芽がしゃん
まかせない・・・←とらやん
比べるのもど〜かと思うけど。。



ななす♪ ありがとう♪

名前:ぐりぐり    日付:7月27日(水)

o(_ _)ノ彡_☆ バンバン!
ななす。おもしろすぎっ!!!
トラやんよりメガちゃんのほうがシャイ? ∵ゞ(≧ε≦o)ぷぷっ!



Re: 特別企画「穴埋め作詩塾」第2弾 応募作品

名前:スイトラ    日付:8月14日(日)

ボッカーーーン(@@;)
何でウチが出ると???



トラやん♪ ありがとう♪

名前:ぐりぐり    日付:8月15日(月)

(_△_)ノ彡☆ ぎゃはははははっ。
トラやんは「ん?何やら見えるぞ!」のイメージが強烈なんだもん。∵ゞ(≧ε≦o)ぷぷっ!



Re: 特別企画「穴埋め作詩塾」第2弾 応募作品

名前:芽が出た    日付:8月19日(金)

>ぐりぐり
 そっか、活き活きして見えるんだね?
 でも、あれだよ。
 メガは、ギミックものだから活き活きしてるだけだよ。
 べ、別に、エ、エロネタだから活き活きしてるんじゃないもん!^^
 その証拠に、ただ穴埋めしただけじゃなく、作品全般を覆う雰囲気もムリヤリじゃなくって、キチンと滑稽なカンジに統一されてるでしょ?
 流石メガメガでしょ? もっと褒めて褒めて、おねがいい♪

>ななす
 って、比べてるし(爆)
 それは、あの、同一ジャンルであると、そう判断なさったわけですのね、ななすしゃん?^^

>トラちゃん
 ホントだよ、何で出てきてるんだろね?(爆)



メガちゃん♪ ありがとう♪

名前:ぐりぐり    日付:8月19日(金)

メガちゃん。誰も「エロネタだから活き活きしてる」なんて言ってないのに、あわててる。( ¬ェ¬)
ななすがメガちゃんとトラやんとを比べてるのは、同じエロネタ詩だからやん。~~-v(* ̄・ ̄)プハ〜ッ。



Re: 特別企画「穴埋め作詩塾」第2弾 応募作品

名前:芽が出た    日付:8月19日(金)

自作解説03 穴埋め小話(コント)


 フォーマットがいかにもメルヘンチックなので、敢えてそれを覆すようなタッチのものを、ってことで本作ではメガメガにしては珍しく全面的な「エロ路線」を画策してみました。
 そればかりでなく、フォーマットの悪用も流れるように次々浮かび、楽だった上に最も楽しんで書けた作品だったかもしれません。
 内容があまりにも明確なので無粋な解説は不要なように思われますので、ここでは余談を中心に述べさせていただきます。(って、そりゃいつものことだけれども……)^^

『どこからかいにいってたの?』は、「どこへ冷やかし半分に遊び歩いていたの?」といったニュアンスで、男の不埒な浮気気質・野次馬根性を暗に含ませたつもりです。

『恋人のしゃるろってきました』は、我ながらよく浮かんだものだと思います。
「シャルロッテ」という名前は、メガのイメージではドイツの代表的女性名で、なんとなく上品で知的だけどオチャメで親しみやすいお嬢様を想像させます。 
 ゲーテの「若きウェルテルの悩み」のヒロイン(可愛らしい人妻)の名前も「シャルロッテ」です。ちなみに、日本の代表的製菓会社のひとつ「ロッテ」は、彼女の愛称「ロッテ」にあやかって社名をつけたそうです(昔TVのCMで言ってた)。
 メガは20歳になった直後しばし休職中で、どういうわけか海外純文学小説を貪り読んでいました。
 んで、1日平均で文庫本2冊くらいのペースで読んでいたのですが、この「若きウェルテルの悩み」は全然楽しみ方が分からず、完読するのに13日もかかってしまいました。

『なんてんの実』は「南天の実」です。広辞苑によると「メギ科の常緑低木。中国大陸原産。高さ約2〜3メートルに達する。葉は羽状複葉。初夏、白色の小六弁花を総状につける。晩秋から冬、球形で赤色の果実をつける。暖地に自生し、また観賞用に植栽」だそうです。
 細い軸に、それこそ花札の絵柄みたいに夥しい数の小さな実が規則正しく並んで実ります。実の大きさは米粒よりも大きくて、大豆よりもずっと小さい。色は……例えになりませんが……ポララミンという鼻炎や皮膚炎のかゆみを抑制する錠剤のような、とても濃い赤色をしていて、ツヤツヤしています。
 お祝い用のお赤飯の折り詰めの飾り添えとして、軸ごと用いられることが多いようです。
 また、喉の荒れに効果があるのか、昔から咽喉の薬に用いられてきた(ウロ覚えですが、そんなような話をどこかで聞いた気がする)ようです。
 実際、メガが南天という植物の存在を始めて知ったのは某・製薬会社が発売している「南天のど飴」のTVCMによってなので、事実喉には良いのでしょうね。
 んで、その南天が何故本作に出てくるかということですが、あの、その、なんか、似てるなって思って……その、女性のオッパイの先端部に……(ハズカシイすぃしい!)あ、あの……最も実物を見たことがないから(南天の実物は仕事で使ってたから見たことあるけれども)なんとも言えないのですが……いや、その、いろんなメディアで入手可能な画像から察するに、似てるかなあと……。^^

『すなお話』は正しくは「素直話」、もっと言えば「素直な話」です。
 文の前後の流れからすると、ひどくリズムが悪い言葉になっていますが、フォーマットをイジれないためのやむを得ない措置なので、まあ何卒ご容赦くださいませ^^

 読者の想像に任せるというオチにした理由は、その方がスマートだから……というのではなく、メガにはその先の展開を(いろんな意味で)語るだけの術がないから仕方なしに、といったところが本音です。

 タイトルは、割と安易ながら好きです。
 企画名の『穴埋め作詩塾』と「男性にとってエッチは某・穴を埋める行為」であることをかけているわけです。たぶん、そんな説明なんかなくてもみんな分かってるとは思うけれども。
 そのあとについている『小話(コント)』について詳述します。
 日本でコントと言えば「お笑い寸劇」のようなものを指しますが、フランスでは別に笑い話でなくても、規模の小さな逸話(主に古来伝承のもの)をコントと呼んでいるようです。詳しいことは知りませんが。
 そもそもメガがこの「小話=コント」という言葉を知ったのは、メガの大好きな作家「ラ・フォンテーヌ」の作品集の書名によってです。
 ラ・フォンテーヌはフランスの多彩な文学者で、主に「再話法」による詩で評価されています。
 んで、その「再話法」って何かってことなのですが、要するに既成の物語・ネタ・エピソードを題材に用いて、新解釈なり独自の文章力なりを駆使して再構築するタイプの創作スタイルです。
 芥川龍之介などがよく用いた手法として知られています。例を挙げると、あの有名な「羅生門」は、日本の古典文学として名高い「今昔物語(先頃、写本の一部が国宝に認定されたとか)」の中にその原典があります。
 ラ・フォンテーヌのモチーフも古典作品で、イソップの寓話を韻文詩化した作品集が最も知名度が高いです。その他にも、ボッカチオの「デカメロン」などさまざまな古典から、エロ話ばかりを集めた笑話集もあります。
 寓話とエロ笑話、一見天と地の差がありますが、いずれも「教訓」を付加しており、著者のアプローチは案外一貫しているのかもしれません。芥川と違い、随所に原典を明らかにしていたりするので、実際には「再話者」ではなく「古典の紹介者(兼 それらを教材とした道徳の教師)」というのが正しい位置付けなのかもしれません。

 以上、公言通り、マジに終始一貫して余談のみを詳述させていただきました。
 自分で言うのもヘンですが、まったくもって、何のための自作解説なんだか皆目見当がつきませんやねえ?(爆)(←って、また笑って誤魔化してるし)



Re: 特別企画「穴埋め作詩塾」第2弾 応募作品

名前:ななす    日付:8月20日(土)

ふむ・・・予断によって裏づけが取れてると思ったなり
しっかりした土台の上に立ってる作品って事が
つくづく分かったなり
エネルギ〜の使い方がななすと全然違うなり・・・



メガちゃん♪ ななす♪ ありがとう♪

名前:ぐりぐり    日付:8月30日(火)

メガちゃん♪
『楽だった上に最も楽しんで書けた作品』とのことだから、
やっぱり生き生きと書いているように見えたのは気のせいじゃなかったんだね。(^-^)v
でも女性のオッパイの先端部の実物を見たことがないって?
あやしい。o(=¬ェ¬=)o o(=¬ェ¬=)o o(=¬ェ¬=)o
それはさておき『穴埋め』が、
『男性にとってエッチは某・穴を埋める行為』にかけてあるとは気づかなかったよ。(≧◇≦)
『小話(コント)』に対する余談はいつ作品に結びつくのかと思いながら読んでいったけれど、
ほんとに余談だけで終わっちゃったのね。( =_=)

ななす♪
余談が大層だから、騙されているような気がする。o(=¬ェ¬=)o